外尾悦郎・サグラダ・ファミリアの主任彫刻家で嫁はピアニストの比石妃佐子!これまでの経歴や著書まとめ

スペインで最も有名な観光地と言ったら、年間300万人もが訪れるバルセロナの世界遺産、サグラダ・ファミリアではないでしょうか?

アントニオ・ガウディの未完成の最高傑作とも言われ、私も死ぬまでに一度は訪れたいと思う場所の一つです。

一体、いつ完成するのか?とも言われ続けたサグラダ・ファミリアですが、ついに去年、最大のシンボル・イエスの塔の建設が始まったそうです。

そして、ガウディの情熱を一番に受け継ぐ主任彫刻家が、なんと日本人の外尾悦郎さんです。

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外尾悦郎・サグラダ・ファミリアの主任彫刻家!

外尾 悦郎(そとお えつろう)さんのプロフィール

1953年生まれ
出身地:福岡県福岡市
福岡県立福岡高等学校、京都市立芸術大学美術学部彫刻科を卒業

非常勤講師を経て、1978年バルセロナに渡りアントニ・ガウディの建築、サグラダ・ファミリアの彫刻に携わり、以来40年間にわたり石を彫り続ける主任彫刻家。

唯一サグラダ・ファミリアの作成に関わっている日本人であり、最も信頼されている彫刻家でもあります。

嫁はピアニストの比石妃佐子(ひせき ひさこ)

妻はピアニストでスペイン音楽のスペシャリストである比石妃佐子さんです。

5歳よりピアノを始める。大阪府立夕陽ヶ丘高校卒。京都市立芸術大学音楽学部卒業。

スイス・ウィンタートゥアコンセルバトリウム演奏家クラス、演奏家国家試験に合格し卒業。

その後、スペインでアリシア・デ・ラローチャのスペイン音楽マスタークラスを修了。

全日本学生音楽コンクール入賞、スペイン・マリア・カナルス国際コンクール名誉賞受賞、スイス・ピアノ80コンクール第一位優勝。

2006年、アルベニスの生誕地におけるフェスティバルに招待ピアニストとしてイベリア組曲全曲を演奏し、州政府、アルベニス協会、アルベニス家より、イサク・アルベニスメダル及び賞状を受賞。

と、華々しい経歴を持つスペイン音楽の第一人者とも言うべき奥様です。

お二人が出会い情熱的な恋に落ちたのもバルセロナとのことですので、これもガウディの引き合わせでしょうか!

(引用元:比石妃佐子プロフィール)

サグラダ・ファミリアとは?

スペインのバルセロナにあるカトリック教会のバシリカ(建築様式の一つ)。カタロニアの建築家アントニ・ガウディの未完作品。

1882年に建設が始まり二代目の建築家ガウディが生涯をかけて設計・建築に取り組んでいましたが、彼の死後も未だ完成されないまま工事が進められています。

石を彫っているわけですから、そう簡単には進まないのは分かりますが、本当に気の遠くなる話ですね。

でも、その彫刻の一つ一つにはイエスの誕生から受刑までの歴史や、逸話が刻銘に表現されていて、ガウディが神に捧げる最高の物を造りたかったというのが頷けます。(実物を見ていませんが)

寄付による資金のみで建設されている為たびたび工事はストップしたそうです。

「完成までには300年かかる」「一生完成しないのでは?」とも囁かれていましたが、近年になって2026年に完成予定であることが発表されました。

建設開始から長い年月が経っているため、建築と並行して修復も行われています。

2005年には建設途中ながら、生誕のファサードの部分がアントニオ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録されました。

彫刻のひと彫りひと彫りに彫刻家たちの魂が込められていると思うと、本当に感慨深いですね。完成が待ち遠しいです。

経歴や著書まとめ

「二十代の頃、腕試しのつもりでヨーロッパに石掘り修業に出て、サグラダ・ファミリアと出会いました。この場所で彫刻を彫ることは、ガウディとの時空を超えた対話の日々です。」と言う外尾さん。

外尾さんは、図面などを使っていなかったガウディの意図を理解する為に、ガウディが伝え続けた情熱を誰よりも必死に勉強してきました。

40年にも渡り、その人生のすべてをサグラダ・ファミリアに捧げてきたと言っても過言ではない外尾悦郎さんですが、スペイン人にとっては外国人である外尾さん、現在の信頼を得るまでの道のりは平坦ではなかったようです。

「昔は来月の給料すら、三十何年間必ずもらえるなんてことは一度もなかった。」と言います。どれほどのご苦労があったことか想像を絶します。

それでも、ガウディに惚れ込み、ガウディの意図を探りながら石を彫り続ける外尾さん。

まるでガウディが乗り移っているようにも思えますね。

外尾悦郎さんの著書

「バルセロナ石彫り修業」筑摩書房、1985年 

外尾さんとサグラダ・ファミリアとの出会い、石彫りを始めたきっかけや仕事場の人間関係などの様子が描かれた一冊。

「バルセロナにおいでよ」筑摩書房、1990年 

バルセロナの魅力を思う存分知り尽くした外尾さんが記す、バルセロナ案内記。訪れる前には是非読みたい一冊ですね。

「ガウディの伝言」光文社、2006年

120年以上も建設が続けられている大聖堂で、彫刻家として活躍する外尾さんが、本当にガウディが伝えたかったものは何だったのか?隠されたメッセージを読み解いていく一冊。

これほどまでに外尾さんを虜にしたサグラダ・ファミリアとは?ガウディとは?

そう考えるとどれも魅力的で、是非とも読んでみたくなる本ばかりです。

一度は訪れてこの目で見てみたいサグラダ・ファミリアですが、壮大なプロジェクトの指揮を取っているのが日本人であるというのは何とも誇らしく、親近感が湧いてきますね。

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まとめ

スペイン・バルセロナの世界遺産サグラダ・ファミリア。

着工から130年以上もかかり、なおも建設中の大聖堂で主任彫刻家を務めるのは、日本人の外尾悦郎さん。

奥様はピアニストでスペイン音楽の第一人者・比石妃佐子さん。

今回は外尾悦郎さんのこれまでの経歴や著書についてまとめました。

2026年完成予定と発表されたサグラダ・ファミリアですが、その指揮を取っているのが日本人であることが素晴らしいですね。

完成が待ち遠しいです。

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