向谷実・鉄道シミュレーター【動画】に世界が注目!きっかけは鉄道マニアならではの運転席かぶりつきの映像?

フュージョンバンド『カシオペア』のキーボード奏者として一時代を築いたメンバーの一人、向谷実さん。

今、向谷さんが開発した鉄道シミュレーターに世界が注目しています。

幼い頃から鉄道が大好きだったという向谷さんが鉄道シミュレーターの開発に至ったきっかけとは?

鉄道マニアならではの「運転席かぶりつき」からの発想だったそうです。

海外進出を果たした向谷実さんの鉄道シミュレーターについて調べてみました。

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向谷実・鉄道シミュレーターに世界が注目!

 

向谷実(むかいや みのる)さんのプロフィール

生誕: 1956年10月20日(61歳)
出身地:東京都
学歴 :東京都立大学附属高校卒業、ネム音楽院(現ヤマハ音楽院)
職業 音楽家、事業家
担当楽器: キーボード、ピアノ、シンセサイザー
活動期間 1977年 –
事務所: ㈱音楽館(代表取締役社長)
(出典:Wikipedia)

4歳半からオルガンを、5歳からピアノを習い始め、6歳で既に作曲を行っていたという向谷さん。

中学生時代はエレクトーンに移行し、地区のコンクールで優勝するほどの腕前だったとのこと。小さい頃から音楽の才能があったようですね。

ネム音楽院のエレクトーン科に在籍中の20歳の頃に、当時アマチュアバンドだったカシオペアに加入し、1979年にメジャーデビューを果たします。

カシオペアは、1980年代にフュージョンで一時代を築いた伝説的なバンドです。

幼少期から鉄道マニアだった向谷さんは、きっぷ収集から始まり、8ミリビデオの撮影など、いわゆる鉄道マニア「鉄ちゃん」の一面も持っていました。

バンドのライブで全国を回る際にも、他のメンバーが新幹線や飛行機を使う中、あえて夜行列車に乗るなど、鉄道マニアとしての趣味を堪能していたほどだそうです。

1985年には自ら会社「音楽館」を立ち上げ、音楽活動の傍ら、コンピュータ技術を活かして家庭用鉄道シミュレーションゲームを開発します。

1995年に世界初の実写版鉄道シミュレーションゲーム『Train Simulator』第1弾「中央線201系(中野-豊田)」を自身の会社、音楽館で制作して発売しました。

現在は乗務員の教育用シミュレーターシステムの製造販売を中心に海外にも進出しています。

2004年には、JR九州の九州新幹線が開通した際に、業務音楽(発車メロディーや車内音楽)制作を手がけたのをはじめ、その後も数多くの発車メロディーを作曲しています。

都内の電車でちょくちょく聴いている発車メロディーや車内メロディーは、向谷実さんが作曲したものだったのですね~

鉄道シミュレーターとは?

列車の乗務員室から業務用ビデオカメラで列車の走行を実写でノンストップ動画撮影します。その動画を音楽活動で培ったコンピューター技術を用いて処理し完成したのが鉄道シミュレーターです。

乗務員が通常の運転に加えて、実際に体験することの少ない様々なトラブルを想定し、瞬時の判断と取扱いを繰り返し訓練するためのものですが、とりわけ向谷さんのシミュレーターは、実写と音にこだわりがあります。

リアルさを追求しただけでなく、運行上のトラブルが起きた際に日本の「車掌」「運転手」「司令」が一体となって問題を解決するシステムを取り入れているのが特徴とのこと。

実際の列車に乗らなくても、このシミュレーターを使って運転の練習や危機管理までが体験できるということですね。

これは、列車の安全走行にとって非常に重要かつ不可欠な訓練ですね。

音楽館で手掛けている鉄道乗務員訓練用の業務シミュレーターは、今では多くの鉄道会社で採用されるようになりました。

海外でも注目を浴びていて、日本が官民を挙げて取り組んでいる新幹線の海外への売り込みにも一役買っているそうです。

2015年、JR東日本がアメリカ・カリフォルニア州知事にプレゼンテーションをする際、向谷さんは安倍晋三首相に帯同して、シミュレーターのデモンストレーションを取り仕切ったそうです。

新幹線の海外への売り込みにも関わっているなんて、ただの鉄道マニアではありませんね。

自分の大好きな鉄道を、得意分野を使って世界に広めてしまう、音楽とコンピューター技術に精通した向谷実さんの偉大さを感じますね。

きっかけは鉄道マニアならではの運転席かぶりつきの映像?

きっかけは、鉄道の運転台の後ろ、つまりマニアの間では「かぶりつき」という場所。

運転台の様子が車内から可視化されている日本の鉄道は、先進国の中では唯一と言っていいほど、海外では珍しい光景だそうです。

音と映像が同期するということがわかった瞬間に、向谷さんは、自分がやりたかったシミュレーターを作ったら面白いのでは?との発想に至ったのがきっかけだそうです。

確かに、一両目の運転台の後ろはガラス張りになっていて、運転席で操作している運転手さんの様子も、行く先の線路もよく見えますね。鉄道マニアでなくともあの眺めはちょっとワクワクします。

小さいお子さんがお父さんに抱っこされて、運転手さんの後ろから嬉しそうに眺めている様子をよく見かけます。

あの音と映像をシミュレーターでリアルに再現できたら、素人でも運転してみたくなりますね。

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まとめ

フュージョンバンド『カシオペア』のキーボード奏者として一時代を築いたメンバーの一人、向谷実さん。

今、向谷さんが開発した鉄道シミュレーターに世界が注目しています。

幼い頃から鉄道が大好きだったという向谷さんが鉄道シミュレーターの開発に至ったきっかけとは、鉄道マニアならではの「運転席かぶりつき」からの発想だったそうです。

音と映像が同期することに気づき、これを動かしたら面白いだろうと思ったそうです。

まさに、向谷さんのお仕事であったコンピュータ技術を活かした「音」と、趣味であった「鉄道の映像」が見事にマッチしたということですね。

それが今や鉄道各社で運転手の訓練に使われ、また海外でも注目を集めているなんて、本当に素晴らしいですね。

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・元カシオペアのメンバーとしてフュージョンブームを牽引したキーボード奏者の向谷実さんは、鉄道の発車メロディーの作曲も手がけています。その制作のきっかけとは?向谷実さんの発車メロディーに対する思い入れやこだわりについてはこちらをご覧ください。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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