群馬のパワースポット「榛名神社」へ外国人を案内したお話し。

言語交換サイトで知り合ったアメリカ人のスミスさんが日本へやってきました。細かい予定はたてず、民泊を利用して日本各地を回ったようですが、群馬に居られるのは半日だけだと言うので、とりあえず近場で私の大好きな「榛名神社」へと案内しました。

群馬のパワースポットで彼が興味をもったのは意外なものでした。

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始まりはスミスさんからのメッセージ

2年前の1月、私が言語交換サイトに登録してからすぐのこと、スミスさんから日本語学習を熱望する、長く丁寧なメッセージが届きました。

「メールのやりとりではなく、直接ビデオトークで話せる日本人を探しています。自分は高校の教師で、英語を教えています」と書いてありました。つまり、プロの英語教師!こんな最高の相手に巡り会えるとは!私は本当にラッキーでした。

彼とは毎週日曜日の朝、1時間ほど、英語と日本語で様々な日常の出来事を話しました。

4年間勉強したという彼の日本語はとても流暢で、私の下手な英語を辛抱強く聞いては訂正してくれました。

こんな私からも学ぶ日本語がたくさんあると言ってくれたので、彼の知らなそうな、ちょっと上級の日本語を教えてあげるのがとても楽しかったのです。

群馬のパワースポット「榛名神社」を案内する

スミスさんが群馬に来ると知ったのは2日前。本当に突然…。行き当たりばったりの旅である上、フリーWi-Fi がなかなか見つからなかったのだそうです。

何度も行ったことのある榛名神社でしたが、少しは英語で説明できるように、私は下調べをして彼を迎えました。

本社(ほんやしろ)に続く長い参道を歩きながら、周囲に林立する杉の巨木や参道の脇を流れる小川のせせらぎ。苔むした奇岩の数々、一体ずつ随所に配置された七福神などをいいペースで次々と見ることができ、何度訪れても飽きない魅力がここにはあります。

神社の入り口から本社までは700m。神秘的な空気に包まれながら、緩い坂道と急な階段を登る。途中に小さな滝や三重塔、御水屋(おみずや)、武田信玄が戦勝祈願をしたと言われる矢立杉(やたてすぎ)など、見どころがありすぎて、どこからどう説明したら良いのやら…。特に、一番奥に現れる本社周辺の巨岩は圧巻と言うしかありません!

おみくじは御神水に浸すと文字が浮かび上がります。御神水の横には「水琴窟」が、カランコロンと美しい音色を響かせます。音までを庭園に取り入れてしまうという、五感を刺激する繊細な職人技。これぞ日本を代表する文化ではないか!と思い、頑張って説明をしました。

上手く伝わったかどうかは別として…。

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スミスさんが興味をもったもの

1時間ほどかけて榛名神社を巡り、帰り道で苔むした石垣に目をやったスミスさん。「コレハナンデスカ?」と目を丸くしました。「苔」は、えっと… “moss”

「チガイマス、コレデス!」

なんと、彼が指差す先には1.5センチくらいの小さな緑色の「シャクトリムシ」が苔の上を這っていました。シャクトリムシを見たのは初めてらしく、彼は少年のように目を輝かせ、今までとは明らかに違うテンションで動画を撮りまくります。

え?そっちに興味があるのかぁ。

尺というのは、日本の昔の長さの単位で、尺を計るように動くから「尺取り虫」なのよ。全く想定外の、準備していなかった説明が必要になりました。

スミスさんの「日本での大発見」が「シャクトリムシ」だったら…笑う!

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