子離れが寂しい母親の心境「空の巣症候群」に陥らないための経験談

春は巣立ちの季節でもあります。

熱心に愛情を注いで育てた子供が成長して、独り立ちしていく。それは本来、とても当たり前なことであり、親としては喜ばなければならないことです。

なのに、寂しい…。

幼かったわが子が、少しずつ成長していく過程を全部見ていた母親ならなおさらです。

この時期、多くの母親が陥る「空の巣症候群(エンプティーネスト・シンドローム)」について、考えてみたいと思います。

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分かっているけど子離れできない「寂しい」気持ち

子供が巣立って行ったあと、母親は一人で色々なことを考えます。

自分の中に小さな命を授かってから出産までの苦労や、子育てに悪戦苦闘してきた日々が次々とよみがえってきます。

今までずっと、子供の成長に一喜一憂し、いつもハラハラしながら見守ってきたのです。

病気や怪我の度に慌てて病院へ連れて行ったり、毎日のお弁当作りのために早起きしたり、学校の行事で活躍する様子を見て涙したり。

そうやって一生懸命育てたわが子が、ようやく大人になって自分の元から巣立っていく。

大学生や社会人として、親元を離れて一人暮らしを始める。

今まで生活を共にしてきた子供が、突然自分の目の届かない所へ行ってしまうのです。

もう一生会えなくなる訳ではないし、子離れの時期であるのは分かっていても、心にぽっかりと穴があいたような気持ちになってしまうのです。

私の経験談「母親の心境」

二人の息子を持つ私も同様の経験をしました。

初めは長男が大学進学で一人暮らしをし、その後次男も大学進学のため、家を出ました。

まだ次男がいるうちは良かったのですが、その次男まで自分の元からいなくなった時、言いようのない寂しさを感じました。

「もうお弁当を作らなくていい!楽になった~!」と思ったのは、初めの一週間くらいでした。

毎日どんなものを食べさせてあげようかと、見た目にも気を使って料理をしていたのに、それをしてあげる人が居なくなったら、自分の食事を作るのもおっくうになってしまいました。

風邪をひいたのをきっかけに、一週間も仕事を休み、朝も起きられなくなっていました。職場のみんなが心配して様子を見に来てくれたほどです。

その時は、それが「空の巣症候群」の始まりだとは思っていませんでした。

「空の巣症候群」(エンプティーネスト・シンドローム)だと気付いたとき

気力を失い、体調も崩した私は、なんだか訳もなく悲しくなって、夜になると一人で泣いたりするようになりました。

仕事には行っていましたが、心に穴があいたような虚無感はしばらく続きました。

そして、「それは “空の巣症候群” ですよ」と、職場の上司から聞き、「え?自分が?」と思いました。

私は、それほど子供にべったりでもなかったし、うちは親離れも子離れもできていると思っていたから。

でも、心ってそんなに単純じゃないんです。

寂しさは波のように襲ってきました。

「空の巣症候群」に陥らないために

一人で考え込む時間をなくすこと。

子供のために使っていた時間を自分のために使う工夫をしましょう。 新しい趣味を見つけたり、何かに挑戦してみるのもいいと思います。

なるべく外へ出て、楽しい刺激を受けることが必要です。

私は、元々英会話をやりたいと思っていたので、地元の英会話サークルに参加したり、職場の同僚と食事に出かけたりして、楽しいと思える時間を増やしていきました。

子供に向いていた気持ちを別の方向へ向けることで、落ち込むことも少なくなり、次第に心も癒されていったような気がします。

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最後に

これを読んでくださっている方が、お子さんが巣立ったお母さんなら、「私も同じ!」と共感してくださると思います。

案外平気だと思っていても、子供が自分の目の届かないところへ行ってしまうのは、言いようもなく寂しいものです。

心が病むと体も病んできます。

積極的に楽しいことを見つけましょう!

 

これを読んでくださっている方が、親元から巣立った若い方なら、お母さんは「心にぽっかり穴が空いている」ことを察してください。

本当は毎日でも声を聞きたいし、メールもしたいけれど、あまり頻繁に連絡するのも嫌がられるだろうし、「うざい」なんて思われたくないと考えています。

時々は、「元気で頑張っているよ」「今日はこんな楽しいことがあった」「職場に面白い人がいるよ」と、何でもいいから連絡をしてみてください。

わが子からの元気な便り。それだけで、お母さんの心は暖かくなるのです。

 

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