風疹・妊婦の家族は特に注意!おとなの症状や予防接種の費用は?年代別、感染の可能性まとめ!

2018年、風しん患者が例年に比べて「大幅に増加」しているとして、厚生労働省が注意を呼びかけています。

妊婦が感染した場合の危険性、おとなが感染した場合の症状や予防接種の費用、また年代別の感染の可能性についてもまとめました。

風疹・妊婦の家族は注意!おとなの症状や予防接種の費用は?

風疹・妊婦の家族は特に注意!

2018年、特に関東地方で風疹患者が大幅に増加しています。

2018年8月28日、国立感染症研究所は、今年に入って報告された風疹の患者数が計184人となり、すでに昨年1年間の2倍近くに達したと発表しました。

このペースは、前回大きな流行があった2012~13年に匹敵する勢いです。

流行は24都道府県に及んでおり、複数年をまたいで流行が続くこともあることから、感染研は「東京五輪・パラリンピックの開催に影響する恐れもある」と懸念しているといいます。

風疹の免疫を持たない妊娠初期の女性が風疹に感染すると、ウイルスが胎児の目・心臓・耳などに影響を及ぼし、難聴や心疾患、白内障など「先天性風疹症候群」といわれる障がいを引き起こすことがあります。

このほかにも、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球など、多岐にわたる症状が出る場合もあり、幸せなはずの出産で、大きな苦難を抱えることになります。

妊娠を希望する女性や妊娠中の女性、妊婦さんのいるご家庭では特に注意が必要ということですね。

こんな悲しいツイートもありました。

 

おとなの症状は?

風疹ウイルスは感染力が強く、感染した人のせきやくしゃみ、会話などで、ウイルスを含んだ飛まつが飛び散り、これを鼻や口から吸い込むことなどで感染します。

風しんの潜伏期間は2~3週間(平均16~18日)ですが、ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう人が15~30%程度いると言われています。

発熱や発疹などが主な症状ですが、症状が出ないこともあり、気づかないうちに感染を広げてしまう場合があるので注意が必要です。

大人がかかると、高熱が出たり、発疹が長引いたりするなど、重症化することもあります。

電車での移動や人混みの中を歩く機会が多い方は、知らないうちに感染している可能性もあり、自覚症状の無い潜伏期間中に家族に移してしまう危険性もあるわけです。

予防接種の費用は?

まずは、抗体検査を受け、自分に風疹に対する抗体がどれだけあるのかを確認する必要があります。

全国的に自治体から補助がある場合が多く、抗体検査は無料というところが多いです。

抗体が不十分であることが分かったら予防接種を受けるのですが、予防接種は医療機関によって費用が異なり、だいたい7,000~12,000円の間というのが一般的です。

予防接種については、自治体によって補助の金額がまちまちです。たとえば…

・東京都品川区:抗体検査・予防接種とも全額公費負担(無料)。

・千葉県千葉市:抗体検査は無料、予防接種に係る費用は、自己負担。

・群馬県高崎市:抗体検査は無料、風疹ワクチンは3000円の助成。

・神奈川県相模原市:抗体検査は無料、風疹ワクチンは4,000円の助成。

※助成とは、接種費用から上記の助成額を引いた差額を協力医療機関に支払うというもの。接種費用は医療機関ごとに違います

これは一例ですが、自治体によって助成の金額や対象者も違います。

対象が妊婦や妊娠を希望する女性のみであったり、その家族までの場合もあり、これでは妊婦の居ない家庭では他人事と思いがちなのでは?とも思います。

また、住民であることの住所確認も必要なので、詳しくはお住まいの自治体のホームページか、直接電話でご確認ください

年代別、感染の可能性まとめ

1990年4月2日以降に生まれた人は2回の予防接種を受ける機会がありましたが、それより年齢が上の人は受けていても1回。

そして、1979年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなかったのです。

予防接種の変遷については下記リンクよりご確認いただけます。

生年月日別風疹予防接種状況

年代別感染の可能性は、まずは過去に予防接種を受けたかどうかで確認できますが、予防接種を受けていても、抗体が完全にできているとは限らないので、抗体検査を受けて確認しましょう。

会社によっては、会社が補助をして風疹の予防対策を徹底しているところもあります。

全員が抗体検査を受け、抗体がなかった者は、予防接種を受けるなど、独自のルールを設けている職場も出てきました。

年代別に見ても働き盛りの男性が罹患する確率が高く、職場にいる妊婦または妻が妊娠している夫に感染する可能性も否定できません。

社会全体が、未来の子供のために予防に取り組む必要性を重要なこととして捉える必要があるのではないでしょうか。

まとめ

2018年、風疹が大流行の兆しを見せてきました。

妊娠初期の女性が風疹に感染すると、ウイルスが胎児の目・心臓・耳などに影響を及ぼし、難聴や心疾患、白内障など「先天性風疹症候群」といわれる障がいを引き起こすことがあります。

妊娠を希望する女性、妊婦とその家族は抗体検査と予防接種を受けましょう。

抗体検査、予防接種には自治体から補助が出ており、各自治体によって金額は違うのでお住まいの市町村のホームページで確認をしましょう。

抗体検査だけなら無料というところが多いです。(抗体が十分であれば予防接種は不要)

年代によって感染の可能性が違うので、生年月日別風疹予防接種状況で確認しましょう。

未来の子どもたちのためにも、防げる病気は防ぎたいですね。

 

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