タイのサッカー少年達が洞窟で10日間も生き延びた理由は?今後の救出策は?

タイ・北部、チェンライ郊外のタムルアン洞窟で、大雨によって行方不明になっていた地元のサッカーチームの少年13人が、7月2日に発見されました。

行方不明になったのが6月23日ですから、10日間もの間、洞窟の中に閉じ込められていたことになります。

そもそも、なぜそんなところに入ったのか?というと、「チームは練習後、誕生日を迎えたメンバーを祝う食事をするため、洞窟に入った」というのです。

「秘密基地的な特別な場所で友人の誕生日を祝う」という、子供らしい発想がすごく理解できますね。

しかし、残念ながら大雨に対する警戒はしていなかったようですね。

少年達はなぜ10日間も洞窟の中で生き延びることができたのでしょうか?

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タイのサッカー少年達が洞窟で10日間も生き延びた理由は?

少年達が生き延びることができたのには3つの理由があったといいます。

【理由その1:お菓子を持っていた】

少年達は、洞窟へ入る前に、近くの店で大量のお菓子を買っていたそうです。日本で言う昔の駄菓子屋さんのようなお店ですね。

誕生日パーティーをやる予定ですから、たくさんお菓子を買ったのでしょう。

その店で買ったスナック菓子やジュースを分け合って、少しずつ食べていたそうです。

【理由その2:飲み水が確保されていた】

また、飲み水が確保されたことも生存を助けた理由だと言います。

洞窟の天井から滴り落ちる水は濾過されているそうです。

下に溜まっている水は濁ってしまいますが、岩から滴り落ちる水は綺麗なので、岩を舐めればいいとのこと。

実際、少年達は岩から滴る水を飲んでいたそうです。

【理由その3:瞑想で体力温存をしていた】

洞窟に閉じ込められた13人の中で、唯一の大人であるコーチは元僧侶でした。

その経験を生かして、体力を消耗しないよう、少年達に瞑想をさせていたと言います。

瞑想することで精神が落ち着き、動くことなく時間を過ごせるため、体力の温存に繋がったようです。

タイでは、仏教徒の男子はすべて出家するのが社会的に望ましいとされていて、出家行為が社会的に奨励される傾向にあるのだそうです。

コーチの出家の経験がこんなところで生かされたとは!

極限状態での精神面の強さは生死を分けると言いますから、僧侶としての経験から、少年達をうまく指導することができたわけですね。

本当に良かったですね。

今後の救出策は?

13人全員の生存が確認されたものの、問題となっているのは今後の救出策です。

救助隊が検討している戦略のひとつは、少年らにフルフェースの酸素マスクをかぶらせて、ダイバーが付き添いながら洞窟内の狭い通路を泳いで抜け出すという方法。

また、地上からは100以上の穴を掘削し、少年達のいる場所に通じるルートを探していますが、この方法も「有望とは思えない」ということです。

今後の降雨も予想され、また洞窟内の酸素不足も考えられることから、最善策を見極めるのが難しいようです。

6日には、救出に当たっていた元タイ海軍所属のダイバーが救出活動中に死亡したと報じられました。

熟練ダイバーの死は大きなショックですね。救出活動の難しさが改めて浮き彫りになっています。

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最後に

多くのボランティアが救助隊のために炊き出しをしたり、散髪やマッサージなどをしている映像が放映されましたが、救助活動は難航を極めているようです。

そんな中、少年達が家族に宛てた手紙が公開されました。

「パパ、ママ、愛してるよ。安全だから心配しないで」

切ないですね。家族の気持ちを考えると、胸が痛みます。

一刻も早く家族の待つ家に帰れることを祈るばかりです。

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